au Coincheck Digital Assets(本社:東京都港区)はKDDIと共同で、「au PAY ポイント運用」に「ビットコイン連動コース」を2026年5月18日より提供開始した。市場のビットコイン価格に連動してPontaポイントが増減する積極運用型のコースで、証券口座や仮想通貨口座の開設なしに利用できる。au PAYアプリ、または「au Ponta ポータル」のトップページから操作できる。
手数料は、ポイントの追加時および引き出し時にそれぞれ4.5%が発生する。価格の反映は1日1回で、毎営業日7:00に追加・引き出し申込みを集計し、同日9:00頃に取引を実施する仕組みだ。申込み時に表示される参考価格と実際の反映結果が一致しない場合がある。
ポイントを活用したビットコイン連動の運用サービスをめぐっては、PayPay証券の完全子会社PPSCインベストメントサービスが2025年1月に先行して提供を始めている。同サービスは口座開設等の手続きなしにビットコインの疑似運用体験ができるもので、獲得したポイントを自動でコースに追加できる機能を主要取扱業者で初めて導入した。その後2025年9月にはビットコイン価格と逆方向に動く「逆ビットコインコース」も追加され、コースの拡充が続いている。
au Coincheck Digital AssetsおよびKDDIはさらに、2026年夏に「暗号資産ウォレット」の提供も予定している。ポイント運用を入口とした現物の仮想通貨へのオンボーディング戦略を描いており、今回のau PAY参入により国内の大手キャッシュレス決済ユーザーが仮想通貨に触れる機会がさらに広がった形だ。


