暗号資産(仮想通貨)ソラナ( SOL )トレジャリー企業デファイ・デベロップメント(DeFi Development Corp)は13日、2026年第1四半期(1~3月期)決算を発表した。
5月13日時点において、1株当たりSOLが1年前より108%増加して0.0670 SOLになったと報告した。同日に229万4,576 SOLを保有している。2026年6月までに1株当たりSOLを0.075にするという目標を掲げている。
同社のジョセフ・オノラティCEOは、ソラナはビットコイン( BTC )とは異なる資産であり、ビットコイン・トレジャリー企業が取れない手段も可能にするとして、次のように説明した。
デファイ・デベロップメントはソラナのオンチェーン機能を積極的に活用している。例えば、独自バリデータの運営により、コインベース(約3.9%)を大きく上回る年率約7.5%のステーキング利回りを実現しているところだ。
この利回り差を現在のソラナ価格・保有量で概算すると、年間で約760万ドルの追加収益を生み出す計算になるとしている。
また、現時点で財務資産であるSOLの25%超をソラナのDeFiで分散して運用し、保有資産への利回りを約3%分追加で生み出しているとも述べた。
同社の未監査財務諸表によると、1~3月期の総収益は266万ドル(約4.2億円)で、前年同期比で827%成長している。デジタル資産トレジャリーに由来する収益が240万ドルを占めた。
一方で、純損失を8,340万ドル(約132億円)計上。前年同期の77万8,000ドルの純損失から大幅に増加している。「デジタル資産損失」が5,103万ドルを占めており、これはソラナの市場価格が下落したことによる帳簿上の評価損(含み損)の影響が大きいとみられる。
デファイ・デベロップメントは、額面約440万ドル(約6.9億円)の2030年7月満期転換社債を現金約260万ドルで買い戻したことも報告。額面価格から41%の割引となる。
ジョセフ・オノラティCEOは、市場環境を活かして「安く負債を買い戻す」ことで、1株あたりSOL保有量を着実に積み上げることに寄与すると説明した。今回の買い戻しで1株あたりSOLを希薄化後ベースで約0.5%増加させたとしている。


