大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは14日、DEX(分散型取引所)のハイパーリキッド( HYPE )において、ステーブルコイン USDC の正式な「トレジャリー・デプロイヤー」になったことを発表した。
これは、ハイパーリキッドのステーブルコインとしてUSDCが優先的に使用されるようになることと、コインベースがハイパーリキッド内のUSDCに対するサポートを拡大することを意味する。コインベースは、オンチェーン資本市場におけるUSDCの役割を強化することになると説明した。
ハイパーリキッドを巡っては2025年に、ネイティブステーブルコインであるUSDHの展開に際して発行体を募集していた経緯がある。この時に「ネイティブマーケッツ(Native Markets)」が発行権を獲得していた。
コインベースは今回、ネイティブマーケッツについて、ハイパーリキッドにおけるステーブルコインに関するフレームワーク(Aligned Quote Asset framework)を介して、ネットワークに統合されたステーブルコインのコンセプトの先駆者となったと評価している。
そして、ネイティブマーケッツはハイパーリキッドのユーザーに、最高水準のステーブルコインプラットフォームを提供してきたと述べた。
これからはコインベースがステーブルコインのフレームワークに従い、展開者の役割を担う。今回の発表は、その際に優先的なステーブルコインがUSDHからUSDCに変わるという意味である。
コインベースのブライアン・アームストロングCEOはXで以下のようにコメントした。
なお、コインベースはXで、HYPEトークンのステーキング量を大幅に増やしたとも説明した。
「CoinGecko」のデータによれば、HYPEトークンの価格は本記事執筆時点で43ドル台で推移。前日比で約13%上昇している。
また、ネイティブマーケッツはUSDHのブランド資産をコインベースが購入する権利を与えたとも、コインベースは発表で説明した。USDHの市場はこれから終了していくと述べており、同じ内容をネイティブマーケッツも発表している。
なお、USDHは完全に価値が裏付けられており、保有者は手数料なしでUSDCに両替したり、法定通貨に償還したりできるという。


