資産運用大手グレースケールは6日、運用する「イーサリアム・ステーキング・ミニETF」の信託契約を改訂した。米SEC(証券取引委員会)への8-K報告書によると、特定の税務条件が満たされ次第、同ファンドは保有するイーサリアム( ETH )の実質全量をステーキングに供せられるようになる。
ステーキングによって得られた報酬は現金化され、四半期に一度以上の頻度で株主に分配される。グレースケールは分配にあたり信託の費用を差し引くほか、ステーキングの実施に関する対価として別途手数料を課す可能性があり、詳細は今後開示される予定だ。
今回の契約は「第三次改訂信託契約」であり、2025年9月25日付で締結された第二次改訂契約と、2026年1月2日付の修正条項を全面的に置き換えるものだ。ステーキングによる報酬の分配枠組みを整えるための一連の改訂となる。
グレースケールは分配の頻度について、四半期を下限としつつ毎月の実施を意向として示している。ただし分配額はファンドが各期間に実際に受け取るステーキング報酬の額に依存するため、事前に確定することはできないとしている。