オンチェーン分析を手がけるアナリストのDarkfost氏(@Darkfost_Coc)は7日、X(旧Twitter)でビットコイン(BTC)の需給動向について分析を投稿した。
見かけの需要(Apparent Demand)は、新規に発行されるBTCの供給量と、1年超にわたって移動のない供給量との差から算出される指標。数値がマイナスであるほど、ネットワークが生み出す新規供給を市場が構造的に吸収しきれていないことを意味する。
同氏によると、見かけの需要は年初来ほぼ一貫してマイナス圏で推移しており、需要の弱さを示す状態が続いているという。
Darkfost氏は、6月3日に同指標が年初来最悪となるマイナス27万5000BTCを記録したと指摘。
直近ではマイナス7万5000BTCまで改善しており、BTCが現在の水準でもみ合う一因になっていると分析した。ただし、指標が持続的にプラス圏へ転じない限り、本格的な改善とは言えないとの見方を示している。
同氏は今回の数値改善について、あくまで悪化ペースの鈍化にとどまるとの立場を示しており、指標が安定的にプラス圏で推移するかどうかを今後の焦点として挙げている。