暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)トレジャリー企業シャープリンク(NASDAQ: SBET)は28日、新たに29,196 ETHを購入した。
同社は26日、約8か月ぶりにイーサリアムの購入を再開しており、過去3日間で合計39,196 ETH(時価約100億円相当)を買い増している。
シャープリンクは22日、機関投資家と普通株式10,013,351株およびワラント(新株購入権)をセットで発行する登録直接募集(ダイレクトオファリング)の契約を締結したと発表したところだ。資金調達総額を手数料などの差し引き前で約7,500万ドル(約120億円)と見込んでいる。
調達した資金を、運転資金および、イーサリアム買い増しや自社株買いを含む一般的な企業活動などに充当する計画だ。このことについて、同社のジョセフ・シャロムCEOは次のようにコメントした。
また、公開市場の投資家が、単なる受動的なイーサリアムへのエクスポージャー(価格変動にさらされること)以上のものを求めていることも明らかになってきたと続けた。
投資家は、積極的な資本配分、戦略的なトレジャリー管理、一般的な市場参加者には得られない機会を通じて、イーサリアム保有量と株式価値を増大させていくことができるプラットフォームを求めているとも述べる。
シャープリンクは、イーサリアムのステーキングやその他のオンチェーン・イールド戦略により、ETHの利回りを獲得してきた。公式サイトによると買い増し前の6月21日時点で876,285 ETH(時価2,200億円相当)を保有しており、ステーキング報酬は22,102 ETH(時価56億円相当)に達している。
なお、1~3月期の決算報告では、イーサリアム下落に伴う未実現評価損(含み損)5億670万ドル(約820億円)を報告していた。含み損の中でも買い増しを再開した格好だ。
BitcoinTreasuriesNETによると、シャープリンクは、イーサリアムを蓄積する企業の中ではETH保有量で2位にランクインしている。
1位はビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(NYSE:BMNR)であり、こちらも最近ETHの追加取得を行っている。6月21日時点のETH保有量は567万2956 ETHで、他社を引き離している。ETH総供給量の4.7%相当を保有している形だ。
ビットマインは26日、米国に上場する時価総額上位1000銘柄で構成される株価指数「ラッセル1000」に新たに組み入れられると発表した。