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ビットコイン、損切り売りが急拡大 アナリストが降参局面と指摘

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オンチェーン分析プラットフォームCryptoQuantのデータを分析するアナリスト、Darkfost氏は28日、ビットコインのUTXO損益比率が今回の調整局面に入って以降で初めて、過去の弱気相場に匹敵する水準まで低下したと報告した。

UTXOとは「未使用トランザクション・アウトプット」の略で、まだ使われていないビットコインの取引出力を指し、二重支払いを防ぐ役割を担う。

各UTXOには取得日・購入価格・数量などの情報が記録されており、それが「利益確定で使われたか、損切りで使われたか」を分析することで市場参加者の行動を把握できる。

同氏が示したチャートでは、利益確定UTXOに対する損切りUTXOの比率(P/L Count Ratio)が現在、2019年・2022年といった明確な弱気相場の底値圏に相当する水準へ落ち込んでいる。

比率が高い局面は2017年・2021年・2024〜2025年の各高値圏と重なっており、現状はその逆の状態、すなわち多数の保有者が損失を抱えたまま売却を迫られている段階にあるとDarkfost氏は分析する。

同氏は「このシグナルが点灯した局面は、大多数が諦めて関心を失う瞬間に対応している。プロセスには時間がかかるが、利益が大量に実現されている局面ではなく、今こそ市場に注意を払う局面だ」と述べた。

なお、過去の同シグナル点灯時はいずれも長期投資家にとって有利なエントリー機会と一致していたと同氏が指摘した。

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