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ストラテジーの優先株需要、月中旬のビットコイン買い圧力に=K33分析

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仮想通貨調査会社K33のリサーチ責任者ベトル・ルンデ氏は5月13日付レポートで、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)が発行する永続優先株「STRC」が、3月・4月の月中旬におけるビットコイン( BTC )の上昇背景にある可能性が高いと指摘した。同レポートはThe Blockなど複数メディアが入手・報道した。

STRCは毎月末に配当を支払うが、受け取り権利を得るための配当落ち日(ex-dividend date)は毎月15日に設定されている。

ルンデ氏によると、投資家は配当権利を取得するため15日前後にSTRCを積極的に購入し、株価がパー・バリュー(基準価値100ドル)付近に回復すると、ストラテジーは対応するATM(アット・ザ・マーケット)プログラムで追加株式を発行し、その調達資金でBTCを購入する仕組みだ。

ストラテジーがSTRCを通じたBTC購入を本格化させたのは2026年初頭以降で、1月の4,467BTCから3月には22,131BTC、4月にはほぼ46,872BTCへと規模が急拡大した。

同社のBTC総保有量は5月11日時点で818,869BTC(10兆円超)に達し、世界最大の上場BTC保有企業の地位を維持している。STRCの年換算利回りは現在11.5%で、機関投資家からの需要を引きつけている。

ルンデ氏は5月の状況について、STRCがパー・バリューへの回復に時間を要しており、同月のSTRC経由のBTC購入はわずか1BTCにとどまっていると指摘し、「需要が頭打ちに近づいている可能性がある」と述べた。

一方で「5月11日にはSTRCの出来高が4月15日以来の最高水準に急増しており、週明けに再び大規模なBTC購入が発表される可能性に備えている」とも付け加えた。

ストラテジーは4月17日、STRCの配当支払いを月1回から月2回に変更する提案を発表しており、6月8日の年次株主総会で採決が行われる予定だ。ルンデ氏は長期的にはSTRC需要の増大にともない配当負担が膨らむリスクを警告しつつも、短中期については「ストラテジーが配当落ち日前に相当量のBTC供給を吸収するため、市場にとって支持的な動きだ」と評価している。

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