『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキ(Robert Kiyosaki)氏は5日、X(旧Twitter)への投稿で、現在の経済情勢を「1974年に生まれた変化が現実となった」と表現し、金・銀・ビットコイン( BTC )資産保全を改めて推奨した。
キヨサキ氏は1974年に起きた二つの出来事を転換点として挙げた。一つは米ドルが金本位制から石油に裏付けられた「ペトロダラー」体制へ移行したこと。
もう一つは、企業が従業員に終身の退職給付を保証していた制度から、401kやIRAなど個人が運用リスクを負う確定拠出型年金への移行を促したERISA(従業員退職所得保障法)の成立だ。
同氏は現在の状況について、石油をめぐる地政学的緊張からインフレが加速していると指摘。確定拠出型年金に頼ってきた多くのベビーブーマー世代が、退職後に十分な収入を得られない可能性があると警告する。
社会保障制度やメディケアも財政的に危機的な状況にあるとし、「食料・燃料価格の上昇で住む場所を失うベビーブーマーが増える」との見方を示した。
その上でキヨサキ氏は、1997年の著書出版以来一貫して訴えてきた「学校でお金の教育が行われていない問題」を改めて提起。「実物資産としての金・銀・ビットコインを保有し続け、個人の金融教育に投資することを勧める」と述べた。
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