暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスの日本法人Binance Japan(バイナンスジャパン)は8日、クレジットカード「Binance Japan Card」ローンチ後の利用動向を発表した。
アクティブユーザーの月平均利用回数は22回に達している。JCBが2025年9月に3,500人をモニターとして調査した結果によると、日本のクレジットカードの利用頻度は業界平均で月15.6回だった。これを41%上回る水準だ。
バイナンスジャパンは、カードが「日常使いのメインカード」として生活に組み込まれつつある兆候が見られると分析した。アクティブユーザー全体の40%が月に21回以上の決済を行っている。
また、全トランザクションの63%が2,000円未満の決済となっており、これも「毎日の生活における身近な支払い」にBinance Japan Cardが使用されていることを示すものだと続けた。
今回の調査は、日本国内における「Binance Japan Card」のカード保有者(2026年4月時点で累計3,421人)およびアクティブユーザーを対象として、2026年1月13日(カードのローンチ日)〜2026年4月20日の利用データを集計したものである。
利用先の分野としては、アマゾンやアップルなどEC・テクノロジーが3月に45%、4月に35%と最多を占めていた。その次には食料品の購入やコンビニ決済など身近な生活決済が3月に20%、4月に23%と続いている。
その他に、交通系IC・決済サービスへのチャージや税金決済など様々な方面で利用されていた。決済総額は3月に2億6,128万円、4月に2億5,280万円に達した。
Binance Japan Cardは、日常的な買い物で暗号資産(仮想通貨)BNBが自動的に貯まるクレジットカードだ。決済ごとに1.6%がBNBで付与される。
この報酬還元については、カード立ち上げから4か月間で合計83.63 BNB(時価800万円相当)の報酬が、2,386人のユーザーに対して付与された。バイナンスジャパンは「あらゆる支払いでBNBを獲得できる体験が、日本市場における暗号資産の親しみやすさを醸成」しているとコメントしている。
なお、先に挙げたJCBの調査によると「1番多く使うクレジットカードの利用理由」としては、「ポイントやマイルを貯めやすいから」という回答が最多で42%を占めていた。
BNB(旧バイナンスコイン)は、2026年6月時点で仮想通貨の時価総額ランキング上位に位置する主要銘柄である。
米国では5月、初のBNB現物ETFとして「VanEck BNB ETF」がナスダックに上場した。グレースケールも、BNB現物ETF「Grayscale BNB ETF」を米証券取引委員会(SEC)に申請している。


